新書が支持される理由
国立大学が没落し、私立大学が優勢になって、日本の教育界が私立優位になったとき、日本は学歴社会から財産制社会へと移行していきます。
学歴社会を攻撃しているマスコミのみなさんは、ほんとうにお望みなのでしょうか。
小さな子供を育てると巽さには、人生の明るい面を積極的に見る光明思想的なものを教えるのがよいと思います。
小さな子供にとっては、明るく、けがれのない世界で、すくすくと大きくなることが必要です。
子供はだれもが天国から生まれ変わってきた存在なのですから、天国に似た環境を演出してあげることが大切なのです。
したがって、子供が小さいときには、子供の周囲から悪を除く努力をするのが親の義務です。
身体が小さく、自分ひとりでは外からの攻撃に対する防御ができない年代の子供を、親は悪から守ってあげる必要があるのです。
子供には光明思想を肉体がすくすくと育っていく時代の子供には、人生の悲しみといった、人生の暗い面を強調して教えることはよくありません。
悲観的な考え方や罪の意識などをあまり植えつけると、子供が病気にかかりやすくなります。
また、小さな子供には、人間の複雑な感情を理解するのは難しいことです。
複雑な人間関係、社会の矛盾、いろいろな考え方のぶつかり合いなどは、子供にはなかなか理解できないのです。
したがって、大人どうしのかっとうを子供の世界にあまり持ち込んではいけません。
子供には、できるだけ明るく、すっきりとしたものを提供してあげてください。
子供であっても、ある程度、身体が成長し、外部に対する抵抗力がついてからは、こうした複雑な主題について考えることができるようになりますが、それ以前に、人生の暗い部分を子供に直視させるのは、あまりよくないのです。
肉体煩悩、我欲のぶつかり合い、人間どうしの争いといったもののむなしさ、社会の矛盾したものを見つめて.人生の課題を明らかにし、崇高なものへと向かっていこうとする気持ちが出てくるのは、思春期を過ぎてからです。
思春期になると、社会の矛盾や、自分の心の動きの複雑さに対して、自然に苦しみを覚えていくものです。
そうした年代に達したとき、真実の意味での「菩提心」が目覚め、「八正道」というものを自分で明らかにしていくことができるようになり、ようやく悟りへの道が開けていくのです。
学校教育のなかで、いま最も大切なのは、「慈しみの心」を教えることです。
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